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2019.11.28 Thu

『お金のいらない国』  長島龍人著

ある日、毎日忙しく働く普通のサラリーマンが”お金のない国”にタイムスリップするところから物語がはじまる。カフェへ行ってコーヒーを飲んでもただ。おなかがすいてレストランへ行って好きなものをどれだけ食べてもただ。

 

お金のない国で働く人々は、お金に縛られることなく、みんな好きなことをして生きている。それでいて社会はちゃんとまわっている。カフェの店員さんはコーヒーが大好き、だからカフェで働き。レストランのシェフは料理を作ることが大好き、そして自分の料理をほめてもらうことに生き甲斐を感じる、だから料理をつくって人を喜ばす。絵が好きな人は絵を描いて楽しく人生を生きている。

 

 

先日ひょんなことからこんな書籍に出会い、お金について考えた。お金ってなんだろう?突然この世の中から今の営みを残したままお金が消えたらどうなるだろう?

 

結論 幸せではないか!!!?何もしなくていい。一日中遊んでいてもいい。それでもちゃんと食べていけるのだから、生きていけるのだから。でもそんな安心できる世界にいたら、きっと一ヶ月も遊んでいたら何もしないことに疲れてしまうだろう。人間はそんな生き物だと思う。だからきっと何かを始める。お金のことは気にせずに自分の好きなこと、得意なことをし始めるにきまっている。そしてそれをすることで誰かが喜び、それをすることが誰かを助けることに繋がっていく。お金のためにするのではない。助けたり助けられたり、これこそ真のやさしい社会ではないのか。

 

 

考えてみれば、当たり前だが世の中のほとんどの人はお金のために働いている。今世の中で起きている様々な事件はもしかしたらすべてお金に絡んでいるのではないか。遺産相続などお金のもつれによる家族の不和、また殺人事件の多くはお金にからむトラブルが原因だったりするのではないのか。もしかしたらいじめや虐待も世の中からお金がなくなることで解決するのではないだろうか。

 

 

こどもたちに将来どんな仕事をしたい?とたずねるとき、小さいときは子ともたちは自分の夢を職業にえらぶ。お金のためではなく、自分の得意なこと好きなことを職業にえらぶ。しかし大きくなり現実を目の前にした瞬間にお金に縛られその道を変える。

 

知り合いのお子さんにドラムアーティスト(和太鼓)がいる。彼女は小さいときから和太鼓をやっていて、その子がある有名なプロのドラムチームのオーディションに受かり、来春高校を卒業した後はそのチームに所属しプロのアーティストとしての活動を目指すことになった。素晴らしい!!!でも周りの大人は心配する。ドラムは大好きでもそんな厳しい世界で食べていけるのだろうかと。一度しかない人生、その限りある貴重な時間を自分のために使う。当たり前のこと。それすら迷ってしまう。お金がなくても幸せに生きていける、もし仮にそんな世界に住んでいるのなら、このような人生の選択で悩みはしないだろう。

 

 

以下書籍引用 お金のない国の男性の言葉『お金というものを得るのが仕事の目的だと多くの人が思っているうちは、あなたの国の本当の意味での進歩はないでしょう。仕事の目的は世の中の役に立つことです。報酬ではありません。あなたの今されている仕事が、本当に価値のあるものかどうかを判断するには、仮に、社会からお金というものがなくなり、その仕事によって報酬を得られないとしても、自分がその仕事をすべきだと思うかどうかです。』

 

 

 

2018年の世界幸福度レポートで、日本は毎年後退し現在54位。1位はフィンランドで、ノルウェー・デンマーク・アイスランド・スウェーデンと2012年のレポート開始以来北欧諸国の独占状態になっている。北欧の国はなぜいつも上位なのか?それらの国に共通していることはおそらく”お金のため”だけに働いていないこと。”人生を豊かに過ごすため”という意識がしっかりと根付いているからではないだろうか。学校もただ、病院もただ、子育てにはお金がかからないとしたらずいぶんと生き方考え方は変わってくる。ちょっと前まではこの国の人々には”貯金をする”という概念すらなかったらしい。それくらい福祉が行きとどいていた。そんな国では老後のために2,000万円貯める必要もない。一冊の本から様々なことを考えさせられた。(安田)

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